1年で3割以上急落!デジタル機器の安値

デジタル製品の単価が急落している。BCNが2月9日に発表した1月の平均単価データによると、ノートPC、携帯オーディオ、コンパクトデジタルカメラ、薄型テレビの平均単価がそれぞれ、前年同期比1〜3割下落した。

 最も下落率が大きかったのはノートPC。前年同月から28%下落し、8万9200円となった。画面サイズが10.2インチ以下のミニノートPC台頭の影響が大きいとみられる。

 ミニノートの販売台数は、ノートPC全体の26%を占め、平均単価も4万7000円と格安。これに引っ張られる形で売れ筋のA4サイズの価格も下落しており、全体の平均単価を押し下げているという。

 携帯オーディオの平均単価は同16.9%、コンパクトデジカメは同16.1%、プラズマテレビは同15.6%、液晶テレビは同13%下落した。経済産業省が発表した機械統計の速報値によると、昨年12月時点の液晶テレビの在庫が前年同月からほぼ倍増しており、今年3月の年度末に向けて価格下落はさらに続く見通しという。

 レコーダーの平均単価は同5.2%上昇。Blu-ray Disc(BD)レコーダーの普及に伴い単価上昇が続いていたが、1月になってレコーダーに占めるBDの割合が減少。平均単価は前月と比べると1割以上急落している。

 デジタル機器全体の販売台数は、単価下落が需要を喚起する形で伸びているという。プラズマテレビは、12月は前年同月比8.7%減だったが、1月は同21.1%増に好転。ノートPCも1月には同48.3%増となった。コンパクトデジカメと携帯オーディオも、12月は前年同月に比べ2ケタ減となっていたが、1月は増加に転じた。

 プラズマテレビ、ノートPC、携帯オーディオの販売金額は、12月に前年同月を下回ったが、1月は前年同月を上回った。ただし「悪化する経済環境の中、安定的にプラスを維持するのは難しい」とみている。レコーダーは08年5月以降、金額ベースで2けたの伸びを維持しているが、「BD比率伸び悩みや価格下落の影響が懸念される」としている。


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VAIO type Pとネットブックは何が違う?

ミニノートPCやネットブックが話題となっている中、ソニーが小型モバイルパソコン「VAIO type P」を発売しました。ソニーは「VAIO type P」だけでなく、これまでにも独自の小型モバイルパソコンに挑戦してきました。

カメラとワイド液晶を搭載した「VAIO C1」にはじまり、超小型を目指し文庫本サイズで話題となった「VAIO type U」、ハードディスクレスでメモリディスク(SSD)搭載した「VAIO type UX」など、新しいパソコンの提案を続けてきています。

小型のモバイルパソコンというとミニノートPCやネットブックと思われがちですが「VAIO type P」はネットブックとは異なる製品とソニーは強調しています。確かに実売価格は10万円前後と6万円以下のネットブックの価格とは大きく異なります。

今回は、話題の「VAIO type P」について、ネットブックとの違いをみてみましょう。



■VAIO type Pとネットブック 共通点と相違点
似て非なる小型のノートパソコン「VAIO type P」とネットブックを比べてみましょう。

●共通点
ます最大の共通点は、パソコンの心臓部といわれるプロセッサーです。「VAIO type P」に搭載されているプロセッサーは、インテル Atom Z520(1.86 GHz/1.60 GHz/1.33 GHz)。ネットブックでは、Atom N270とZ520/530を搭載するモデルもあります。
搭載OSは、「VAIO type P」がWindows Vista、一方のネットブックでもZ520/530系搭載モデルはWindows Vistaが多く、N270系ではWindows XPが採用されています。

ディスプレイは、「VAIO type P」は8型ウルトラワイド 1,600×768ドット、ネットブックは、約7〜12インチで、1,024×600〜1,240×768ドットとなっています。ドライブは、共にHDDモデル、SSDモデル、メモリは1GBが主流となっています。

●相違点
なんといっても最大の相違点は画面の解像度です。1,600×768ドットと格段にワイドな画面です。ウィンドウを2つ表示しても快適にみられるほどの広さで、Excelなどの表も十分に表示できます。解像度がさほど高くなく、画面が狭い機種が多いネットブックとは大きく違うポイントです。
ウルトラワイド画面は本体スタイルでも大きな特徴となっています。封筒サイズの横長なスタイルは収納性のよく手て持てるほどのスリムさを誇り、女性の鞄にも収められるほどです。一方ネットブックでは一般のノートパソコン比率の本体が多いため、ビジネス鞄などが必要です。

■モバイルに強い「VAIO type P」
「VAIO type P」は、ネットブック以上に小型な本体と高解像度を実現しています。また、重さもネットブックの1〜1.2kg前後に比べ、約634gと半分ほどの軽量となっているほか、標準バッテリーでも約4.5時間稼働という点も、多くのネットブックの標準バッテリーで2〜3時間程度に比べて強力です。
このことからも、「VAIO type P」は、インターネットを低価格で利用できるというコンセプトのネットブックよりも、モバイル的な利用を重視したノートパソコンといえそうです。
通信機能で、NTTドコモ FOMA HIGH-SPEED対応のモデルも用意されていることからも、モバイルでのインターネット利用に配慮していることが伺えるかと思います。

「VAIO type P」は、ネットブック系というより、モバイル端末「WILLCOM D4」に近いノートパソコンなのかもしれません。
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ミニPC 魅力を感じるメーカーは

5万円前後のミニノートパソコンが人気だ。今やノートパソコン市場の2割を超える勢いで売れている。ネットユーザーはミニノートパソコンについてどう感じているのだろうか。20代から40代を中心とする男女422名の回答を集計した。

ミニノートパソコンについて、ネットや店舗で調べたことがある人は41.9%。男女別では、調べたことがある男性は52.4%、女性は29.1%と、大きな差が見られた。世代別に見ると、20代が34.5%、30代で43.3%、40代は41.4%と、若い年代より中高年の方がやや関心が高かった。

ネットや店舗でミニノートパソコンについて調べたことがある人に、最も魅力を感じたメーカーを聞いたところ、「Acer」20.9%、「アスーステック・コンピューター」19.8%と、この2つのメーカーに人気が集まった。女性では16.7%で2位だった「ヒューレット・パッカード(HP)」は全体では13.6%の3位、40代で17.4%とトップだった「DELL」は11.9%の4位で、他は10%に満たなかった。

また、どの部分に魅力を感じたかについて複数回答形式で聞いたところ、トップが「価格(59.3%)」、次いで「デザイン(34.5%)」、「その他基礎スペック(22.0%)」、「重量(15.3%)」となった。最も魅力を感じたメーカー別に見ると、「価格」が70%を上回ったのが「Acer」と「DELL」。「アスーステック・コンピューター」は「価格」に次いで、「デザイン」と「バッテリー持続時間」が同率となった。「デザイン」が「価格」を上回ったのは「ヒューレットパッカード」と「東芝」。「富士通」は、「価格」「デザイン」「メーカー」が同率だった。

ミニノートパソコンに求める機能を複数回答形式で聞くと、「軽量化」が80.8%、「長時間駆動」が73.9%、「耐久性」が48.1%、「office(WordやExcelなど)」が34.6%といった順で、性別、年代差もほとんどなし。

また、ミニノートパソコンに電話機能が付いたら魅力に感じるかどうかについては、「魅力を感じない」が73.5%を占め、「非常に魅力的」は5.5%、「魅力的」が21.1%。ミニノートパソコンに電話機能は求めない人が多いことが伺える結果となった。
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パソコンは中古よりも新品が好まれる?

中古を買うなら、安い新品で。

そんな考えはパソコンの世界でもあるようだ。

IT 分野の調査や助言を専門とする Gartner が26日に公表した調査結果によると、PC の供給は世界の需要に追いついていないが、その一方で、廃棄されたデスクトップ PC のうち再利用されているのは50%以下にとどまり、PC 不足を補うにはいたっていないという。

この調査によると、2007年に約1億9700万台の PC が廃棄処分となったが、中古市場に入ったこれらの PC のうち再利用されたのは44%にすぎない。Gartner は、少なくとも3か月間使用して廃棄されたものを中古 PC としている。

新興市場でもこの傾向は見られる。しっかりとしたルートを通じて再利用に振り向けられた PC のうち、PC を本当に必要としている地域の市場に送られるのは5台に1台にすぎない。これらの市場は、IT およびソフトウェア分野の主要な企業にとって、ますます重要性が高まっている。ユーザーと企業のニーズが増大するにつれて、地域内での販売が大きく伸びることを期待できるからだ。

Gartner によると、中古 PC の利用率が低いのは、競争、輸出税、高い輸送コスト、強まる法規制など、中古市場の流通を妨げる困難な課題が数多くあるからだ。

Gartner の主席アナリスト Meike Escherich 氏はリリースの中で、「中古 PC 市場は、専門の仲介業者、再販業者、ベンダーに大きな機会を提供する。しかし、市場は細分化され、競争が激しい」と指摘した。

この調査報告はさらに、販売業者が中古 PC を扱う際に、法律によって環境や個人情報に対する配慮を求められ、そのために小規模な業者が中古 PC 業界で大手ベンダーと競争するのがいっそう困難になっている、と指摘している。


安いパソコンである
ネットブックが流行るのも分かる気がする。
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低価格ミニノート 8割が欲しい

低価格、小型・軽量の「ミニノートパソコン」市場が活気を呈している。主な機能をインターネットやメールに絞り込み、価格帯を抑えた「ネットブック」の登場で、さらに注目の度合いを高めているようだが、ネットユーザーはどの程度関心をもっているのだろうか。2008年9月上旬の関心度調査に続き購入意向についての調査を実施し、20代から40代を中心とするネットユーザー449名の回答を集計した。

ミニノートパソコンについては、全体の55.5%が「スペックや価格などを調べたことがある」と回答。その53.8%は「ネットで」と答え、「店舗でもネットでも」が34.5%、「店舗で」が11.6%。30代では40%ほどが「店舗でもネットでも」と答えており、他の年代に比べ積極的にミニノートパソコンを調べている様子が伺えた。

ヒューレットパッカード社がミニノートパソコンの価格を1万円以上値下げしたことを伝え、「今後ミニノートパソコンの価格はどうなると思うか」聞いたところ、「もっと安くなると思う」、「ちょっとだけ安くなると思う」と回答した人がそれぞれ38.5%にのぼり、全体の約8割が「今後まだ安くなる」と考えていた。

購入意向を尋ねると、「もっと安くなれば購入する」が32.5%、「もっと高性能になれば購入する」が19.8%、「購入を検討中」が6.9%で、全体の59.2%が購入意向を示していた。

年代別に見ると、30代、40代では34%ほどが「もっと安くなれば購入する」と答えたのに対し、20代では「もっと高性能になれば購入する」が26.6%と「もっと安くなれば購入する」の23.4%をやや上回っており、30代、40代に比べ、性能重視の傾向にあることが伺えた。その一方、20代は43.8%が「ミニノートパソコンに興味は無い」と答えており、30代、40代に比べ多かった点も興味深い。

ミニノートパソコンを購入する際、価格が同じなら店舗とネット通販のどちらで購入したいか聞くと、63.3%が「店舗」、「ネット通販」が36.7%。女性や、上の年代ほど「店舗」の比率が高く、男性や20代では「ネット通販」派も半数近くを占めた。

調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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低価格ノートPC市場に国内メーカーが参入する背景

5万円前後の価格ながら、外出先でネットやメールができたりと魅力的な低価格ミニノートPC(以下ミニノート)。そろそろ僕もモバイラーの仲間入りかと購入を考えていたところ、富士通、東芝などの国内メーカーがミニノート市場に参入を表明。そういえば今まで国内メーカーのミニノートは存在しなかったはず。なぜ、参入することに?

「そもそも、PC業界には発展途上国でも購入できる安いPCを開発するという動きがありました。そんな流れの中、台湾のアスーステック社の低価格ノートPC『Eee PC』が注目され、それをアメリカで売り出したところ爆発的に売れたんです」(テクニカルライター・古田雄介さん)

そんなに売れるなら、国内のメーカーもすぐ追随すればよかったのに。

「国内メーカーがミニノートを作ってしまったら、各社が過当競争を始め、安く安くとなれば利益が下がってくる。そういう懸念があって自粛していたようです」(古田さん)

その後、『Eee PC』は2008年1月に日本でも発売され、爆発的なヒットを記録。なんと、3日で1万台も売れたというのだ。ちなみに、同月の国内メーカーすべてのノートPCの売り上げ台数は約8万台。国内メーカーは俄然、ミニノート市場に注目するようになったという。

「ここまで売れると、国内メーカーの高額ノートPCのシェアと海外メーカーのミニノートのシェアが競合していない現実が見えてきたんです。ノートにしろデスクトップにしろ、自分が使っているPCは1台だけで、外出先でのメールやネットは携帯で済ましていた人たちが、5万円なら…と考える値段ですね。つまり、『ネットやメールを外で見るため2台目、3台目を買う人』という市場ができた。これは無視できないということになって、腰を上げたというのが実情です」(同・古田さん)

一方、販売店側は国内メーカーのミニノートPC市場参入に対してどのように考えているのだろう?

「国内メーカーの製品は、高いブランドイメージとサポートの手厚さによる“信頼性”があります。我々も『日本製のミニノートPCが発売されます、気軽にどうですか?』と案内できるので、よりユーザーが増えると思います」(ビックカメラパソコン館池袋本店PC本体コーナー・野口大輔さん)

サポートだけでなく、デザインやキーボードの打ちやすさなど、様々な面できめ細かな製品を開発してきた国内メーカー。その技術やメソッドをミニノートPC市場でも生かすことができれば、先行する海外メーカーとのシェア争いにおいて互角以上の戦いを展開できるのかもしれない。
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ネットブックはパンドラの箱か?

Netbookが活況だ。下降気味だったPCの売り上げを押し上げるほどの勢いで、ついに、複数の国産ベンダーも参入を決意した。今回は、東芝のPC第一事業部PCマーケティング部マーケティング担当主務を務める荻野孝広氏に東芝が考える「Netbookのありかた」について聞いてみた。

●選択肢を用意するのが東芝の勤め

──海外ベンダーがNetbookで好調のようですが、その市場に東芝が参入する意図は。

荻野 東芝のNetbookとなる「NB100」には、dynabookのブランド名をつけませんでした。セカンドマシンユーザーやインターネットとメールができればそれでいいという割り切りを持って購入するユーザーのための、コストパフォーマンスを追求するモデルとしてNB100を位置付けています。

 東芝がNB100を投入することになった背景には、Netbookと呼ばれる市場が一定の規模に成長してきたことが挙げられます。もともと東芝は、小型の携帯PCを「Libretto」ブランドでやってきた実績があります。スペックを落として割り切る路線ですね。それでいてコストパフォーマンスが高い。NB100は、ノートPCのラインアップが豊富なPCベンダーがユーザーに提示する選択肢の1つとして考えてください。

 現在、Netbookの市場は一定の規模があると思いますが、その規模が、まだまだ増えるのか、それとも縮小してしまうのかなど、これから先の予測は難しいですね。ですから、今の時点では、ラインアップのすき間を埋めるモデルを用意したにすぎません。

●dynabookでもなければQosmioでもない

──NB100が従来のdynabookユーザーを奪うようなことは。

荻野 製品のコンセプトやスペックを考えると、dynabookを買っていたユーザーがNB100を買うようなことがあってはならないのです。ですから、東芝も販売店もそうならないようにユーザーにdynabookとNB100の違いを説明しなければなりません。

 NB100で十分と思うユーザーは、コンピュータのリテラシーがかなり高いはずです。最初からNB100でできることに納得して選んでもらうわけです。このことを理解していないユーザーが、使い勝手の違いに購入したあとに気がついて、後悔することがないようにしなければならなりません。

 デジカメで撮影した画像の整理や印刷、年賀状作成などに役立つことを期待するユーザーは普及型のA4ノートPCを購入していましたが、NB100はマーケットの方法をこれまでのA4ノートPCと変えなければいけないんですね。販売する側も購入する側もNB100とこれまでのA4ノートPCとの違いを正しく認識しなければなりません。東芝ではdynabookシリーズとNB100のカタログとをそれぞれ別に作ります。販売店とも間違いがないように連携していくつもりです。

 ノートPCのユーザー層を増やすという点で、より小さいデバイスのユーザーからすくい上げることは重要です。MIDや携帯電話に追加する2台目需要です。また、東芝ユーザーを増やすという目的もあります。それから、東芝ユーザーの2台目という需要をこれでカバーできるという考えもあります。

──PCのことはよく分からないから、性能の高いモデルはいらないと、初心者は考えがちなのですが、もし、リテラシーの低いユーザーがNB100を購入してしまった場合でも、従来の東芝製ノートPCと同じ水準のサポートが期待できるのでしょうか。

荻野 もちろんです。東芝のブランドで出す以上、東芝のサービスを提供します。ノートPCで上から下までをすべてそろえて、サポートも充実させるというのは、限られたPCメーカーにしかできないはずです。

 少なくとも一定数のユーザーがいる限り、東芝はその選択肢を提供しようということですね。ノートPCに関しては、ある程度の規模でラインアップをそろえていますから、ユーザーが望んでいるのに選べないカテゴリーは東芝にはないはずです。ただし、NB100は、差異化商品ではなくコモディティ商品であることを、しっかりと理解していただきたいということです。

 早い段階でNetbookに興味を持ったユーザーを分析してみると、高いNetbookでもいいという選択肢はなくて、5万円で購入できるノートPCというところで評価しているようです。ですから、東芝が参入するにしても、価格帯を無視することはできません。そこはもう当然、必要条件になってくるでしょうね。

●NB100はユーザーの自由な発想に委ねる

──NetbookによってモバイルノートPCとして使うユーザー層も広がっていくのでしょうか。

 気軽に持ち運びができるという点で、コンパクトなNetbookは評価されているようですね。でも、移動中に使うというよりは、移動先で使うという感じです。東芝としても、NB100でモバイルコンピューティングを提案するというよりは、モバイルコンピューティングを分かっているユーザーがNB100を選ぶと思っています。だから、東芝としてもNB100の利用シーンを提示することは考えていません。

 また、通常の個人向けノートPCのように多種多様なアプリケーションも導入されていません。その点でも、従来のdynabookラインアップとNB100はまったく違うんです。PCを分かっている人たちに使っていただきたいと考えています。

 もちろん、Librettoとも違います。あれは付加価値がありましたからね。でも、これは、メールとインターネットサービスでできることだけをカバーしていればそれでいいんです。

 家庭などで2台目のノートPCがほしいときに、台湾ベンダーのブランドを知っているようなユーザー以外は、国産ベンダーとしての東芝を選んでもらえるものと考えています(編注:インタビューをした時点で国内PCメーカーでNetbookを発表していたのはオンキヨー:ソーテックと東芝しかなかった)。デスクトップPCからの2台目需要も多いのではないでしょうか。家族がそれぞれ別の部屋でPCを使いたいといった需要ですね。この場合、価格の魅力は大きいですよ。高いモデルを購入できるユーザーばかりではないですから。

 そういう場合でも、NB100とdynabookを間違えないで購入してほしいですね。そこさえ間違わなければ、今までのノートPCユーザーとは違う層がターゲットとなるわけですから、PC市場のパイは広がるはずなんです。

●違いが分かるユーザーに使ってもらいたいNB100

──差異化商品の売れ方に影響を与えることはないと考えているのですね。

荻野 Netbookの市場は爆発的に大きくはならないと考えています。繰り返しになりますが、一定量の市場があるから選択肢を提供するためにNB100を用意しています。Netbookは、もともとは新興国用の企画ですからね。これまでのPCが高すぎたのではないかという意見もあるようですが、それは違うと思います。

 安くてもある程度使えればいいという割り切りに、うまくはまったカテゴリーです。5万円だったらこれでいいでしょう、と。今までの通常タイプノートPCが高すぎたというのではなく、選択肢の1つとしてNetbook市場が出現したことになります。

 オープン価格では市場が実売価格を決めますから、今までのPCが高すぎたわけではなかったはずです。今までのPCには価格に見合ったそれなりの理由があったわけです。だから、本当に妥当な価格なんですよ。NB100の価格もこの仕様のノートPCとしては妥当です。それに、東芝が出す以上、コストを下げるためにOSにLinuxを入れるわけにもいきません。そんなことをすると、サポートに多大なコストがかかってしまいます。

 要求があれば今後企業ユーザーにNB100を出荷する可能性があるかもしれません。2年前とか3年前とかには、割り切ったスペックのモデルを企業向けに出荷するなんて考えられなかったことですが。このようなノートPCを望むユーザーが一定量あると見極められたのは2008年のCESあたりじゃないでしょうか。

 いずれにしても、Netbook市場では、割り切ったコンピューティングを理解できるユーザー、価格を重視するユーザーに対して、東芝が製品を出すことに意味があります。NB100は、Qosmioのミニモデル、Librettoなどのように、驚きと感動をユーザーに与える製品で新しい市場を開拓するわけではないし、技術でリードするような商品ではないということです。

 もし、東芝が(コストを気にすることなく)本気でNetbookを開発したら、重量は半分になり、バッテリー駆動時間もさらに伸びる、すばらしいモバイルノートPCになるだろう。でも、東芝はあえてそれをしなかった。そして、差異化商品ではなく、コモディティとしてのNetbookを作ったのだと言い切る。

 それでも、彼らはパンドラの箱を開けてしまったのではないか。Netbookが、周辺機器やソフトウェアまで含めた業界全体に与える影響には計り知れないものがある。それに気がついていても、Netbookをやらざるを得ないところにこの業界そのものの憂いがある。
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仕事の相棒「ノートパソコン」の秘密と人気

ネットブックと呼ばれるミニノートPCとは、ASUSが2007年に発表したEee PCにより開拓されたノートパソコンの新ジャンルだ。10万円を切る低価格を実現しながら電子メールやインターネットを十分に楽しめるほどのパフォーマンスを備えており、パワーユーザーの中には2台目、3台目のパソコンとして購入する人も多い。

ミニノートPCの価格を秋葉原の店頭で調べてみると、大手家電量販店では通信カードとの同時購入により100円、パソコン専門店ではEee PC単体で2万円台という信じられない価格で販売されている。こうした低価格を実現できた秘密はプロセッサーに「Atom」を採用した点にある。

Atomとは、ノートパソコンやモバイル端末向けに開発されたインテル社のプロセッサーブランド名だ。何を隠そう、Atomが存在しなければ、今日のミニノートPCは存在しなかったといっても過言ではない。

ノートパソコンは持ち歩くというコンセプトから限られた筐体の中にパソコンの性能を盛り込まなければならず、Atomが登場する以前はデスクトップパソコンに比べて高価な小型のパーツで構成されていた。

Atomはこれまでノートパソコンに多く搭載されていたCore 2 Duo プロセッサーに比べて低価格で製造できるうえ、同プロセッサーの命令セットと互換性も維持している。さらにCore 2 Duo プロセッサーの熱設計電力(TDP)は最大35W(ワット)であるに対して、AtomのTDPは0.6〜2.5W程度と圧倒的に優れた省電力設計となっている。
メーカーはAtomを使用するだけで、低価格で高性能、低消費電力のノートパソコンを作ることができる訳だ。

■ノートパソコンのストレージ
ノートパソコンを構成するパーツで忘れてならないパーツがデータを記憶するためのパーツとなるストレージだ。デスクトップパソコンにはストレージにハードディスクを採用している製品が圧倒的に多いが、ノートパソコンにはハードディスクのほかにSSDを搭載する製品も珍しくない。これにはそれなりの理由がある。

●SSD
SSDとは「Solid State Drive」の略称で不揮発性メモリーを用いたストレージのことだ。身近な例をあげると、USBフラッシュメモリーもSSDと同じ不揮発性メモリーを採用している。不揮発メモリーは揮発性メモリーとは異なり、パソコンの電源を切った場合でもメモリーに記憶したデーターが消えることはない。

SSDの利点はいくつかあるが、もっとも注目すべき点はハードディスクのようにモーターを使用しないために衝撃に強い点にある。持ち運びが多いノートパソコンのストレージに向いている訳だ。

逆にハードディスクに劣る点は、コストは高く、ディスク容量が小さいことだ。120Gバイトを超える大容量のストレージはまだ一般に出回っていないこともあり、大容量のストレージが必要な場合は必然的にハードディスクを選択することになる。

●ハードディスク
ノートパソコンに使用されるハードディスクは主に2.5インチのハードディスクであるが、ミニノートPCには1.8インチのハードディスクを使用する製品も多い。

1.8インチのハードディスクは2.5インチに比べてサイズが小さいので、、本体サイズが限られるミニノートPCでの使用に向いているという訳だ。


■ミニノートPCが抱える課題
ミニノートPCは低価格が最大のウリなので、高価な3次元の高精細なグラフィックスユニットは搭載できないためオンラインゲームや高速処理を必要とする用途には向かない。日本エイサーがあえて「ネットブック」と呼んでいるのは、そのあたりのパフォーマンスを考慮してのことだ。

とはいえ、早くも次世代のAtomはCPUコアが2つになるとの情報もあり、技術の進歩とともにミニノートPCのパフォーマンスも向上していくことは間違いはないだろう。

近い将来、オンライン3Dゲームも楽しめるミニノートPCの誕生も夢ではないのかも知れない。

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ASUS製ネットブックにウイルス混入、全製品を無償回収・交換

ASUSTeK Computerは10月3日、同社のミニPC新製品「Eee Box」にウイルスが混入していたことが判明したと発表した。これは、同社が10月2日から発売を開始した「Eee Box」(Eee Box B202ならびにEee Box B202+液晶ディスプレイセット)について、Dドライブがウイルスに感染していたというもの。同社では「Eee Box」の全ラインナップ製品を無償で回収・交換する。

▼30GB 外付けHDD付きで39800円!ASUS Eee PC 701 SD-X[EEEPC701SD-X]


 混入している可能性のあるウイルスはDドライブの「Recycled.exe」で、Dドライブを開くと感染が始まる。DドライブだけでなくCドライブ(レジストリ含む)、その他接続したリムーバブルドライブに感染するおそれがあるため、USBメモリやSDカード等の記憶装置は絶対に接続しないよう呼びかけている。


ASUSミニパソコン新製品「Eee Box」でのウイルス混入に関するお詫び【リリース】
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Eee PCは自転車?ASUSの幹部が語る

S101の発表を広く世界に知らしめるため、ASUSは10月7日に台湾で大掛かりな発表会を行った。

「せっかくみんな集まったのだから、ASUSが何を考えているのか聞かせてください」というわけで、発表会翌日のASUS台湾本社は、世界中から集まった取材グループによるASUS幹部へのインタビューセッションが多数行われた。

 ここでは、日本の関係者向けに用意されたグループインタビューセッションから、特にS101について興味深いコメントを述べてくれたASUS上級副社長ジョナサン・タン氏との一問一答を紹介しよう。

●コンプリートノートPCが自動車なら、Eee PCは自転車

──S101はこれまでのEee PCと違って、ファッショナブルな要素を強調して、一般のユーザー層に訴求しているようだが、宣伝プロモーションも、CM展開やタレントを起用した手法を取り入れるのか。

ジョナサン S101は女性向けプロモーションを積極的に行っていきたいが、実際にCMを展開するか、タレントを起用するかは決まっていない(ここまで、日本市場を担当しているASUSスタッフが回答)。S101は、優れたデザインなどで一般のユーザーにも訴求していくが、Eee PCシリーズは、インターネット専用のデバイスなので、そういう需要があるユーザーに向けて訴求していくことになる。

──いま、Eee PCがインターネット専用のデバイスと発言されたが、S101では一般のユーザーもターゲットにしているように思える。Eee PCは初心者が最初に購入するノートPCとしても想定されているが、そのようなユーザーに、S101がインターネット専用デバイスであることをどのように理解してもらうのか。

ジョナサン 通常のコンプリートなノートPCとS101のようなEee PCは、パフォーマンスや容量などスペックが異なる。そのため、ユーザーの使い方も自然に違ってくるはずだ。両者の違いは、交通移動手段に例えて考えると分かりやすいだろう。通常タイプのコンプリートノートPCは自動車、Eee PCシリーズは自転車として考えることができる。自動車では走れない道を行きたいとき、または、自動車を運転できないユーザーでも、自転車なら走れるし、走らせることができる。自転車で事足りるユーザーにとって自動車はオーバースペックになる。

 Eee PCは簡単に使えるので、米国にいる知人の5歳になる娘は、完全に使いこなしている。それから、台湾ではこれまでPCを使ったことがない高齢者がEee PCを使いこなして、若い世代とITの話をして世代間の交流が可能になったと聞いている。

──これまでのEee PCシリーズと比べてS101は価格が高いが。

ジョナサン Eee PCの「Eee」はイージー、エクセレント、エキサイティングであって、価格が安いという意味はまったくない。

──とはいえ、Eee PCが世界的なブームとなった背景には、価格の安さが少なからず影響していると思うが。

ジョナサン ASUSとしても、Eee PCが安いノートPCとして認識されることを望んでいなかった。そういう、「Eee PCは安いノートPC」というイメージをどのように変えていくかが、これから重要な課題になると認識している。価格で切り分けるのではなく、ノーマルな15.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載したノートPCとEee PCは、持ち歩くシチュエーションによって使い分けてもらえるのが、ユーザーにとってベストとなるだろう。
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「ネットブック」安い理由はパーツコストと開発費

なぜ従来のナショナルブランドのミニノートPCが20万円で、ネットブックは6万円なのだろうか? その秘密は部材の調達コストにあるのだが、実際のところネットブックと通常のノートPCではどの程度違うのだろうか? そのあたりの事情を、台湾のODMベンダーらを取材してわかったことなどを踏まえて考えていきたい。

そもそもネットブックはなぜ安価なのだろうか。

2つの理由があり、BOM(Bill Of Material)と呼ばれる部材にかかるコストが、従来のノートPCに比べて安価になっていることが1つ、そしてビジネスモデルとよばれる収益モデルの違いが1つだ。

笠原一輝のユビキタス情報局■ネットブックが、あんなに安い理由

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ノートPC戦略、二極化鮮明 NEC値上げ 富士通、東芝“値下げ”
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好調・Netbook市場はどこまで広がるのか

Netbookは“性能で妥協して低価格化した小型ノートPC”である。そのため、メールやWebサービスの利用では支障はないものの、オフィスアプリケーションのフル活用や、写真・映像関連のソフトウェアを使うといった用途では、マシンのパワー不足が目立つ。しかし、重要なのは「それでもいい」という潜在需要が、家庭や職場・学校へのPCの普及とともに拡大しているということだ。既存PCユーザーの“割り切った2台目”の重要はもちろん、職場や家庭でPCを使うユーザー用の“パーソナルな1台目”としての需要もかなりあるだろう。

 誤解を恐れずに例えるならば、Netbookの市場特性は、日本の軽自動車や欧州のコンパクトカーに近い。日常生活に「必要」もしくは「あると便利」だが、そこに付加価値は求めず、むしろ大きなコストはかけたくない。これは従来のモバイルノートPCの市場とは明らかに違う市場特性であり、新たな市場に育つ可能性がある。

Netbookが集中する6万円未満のノートPCの構成比は、2008年8月の販売台数実績で、ノートPC全体の19.9%となり、5台に1台を占める結果となったという。国内大手メーカーの本格参入がまだの段階で、すでに実績を作っていることは特筆に値するだろう。

ノートPC HP2133 Mini-Noteスタンダードモデル(日本語キーボード)


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【神尾寿の時事日想】好調・Netbook市場はどこまで広がるのか
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ネットブックが米ノートPC市場上位独占

AsusやAcer、Dellなどから発売されている、機能が絞り込まれネットに特化された「ネットブック」が好調で、米Amazonのノートパソコン・ランキングでは、AppleのMacBook以外はすべてネットブックが上位を占めていると伝えられています。

ネットブックとは、安価かつ軽量で、インターネットとワープロに機能が絞り込まれた小型ノートパソコンのことで、以前からこのカテゴリはあったものの、今年に入ってIntelが、低消費電力のプロセッサプラットフォーム「Atom」をリリースしたことで一気に注目を集め、各社から続々と搭載機が製品化され販売され始めています。
おおむね9〜10インチのスクリーンが採用され、価格は329ドル前後。アナリストの指摘によれば、低迷する米経済が人気を後押ししているとのこと。

また、このような流れのなかで、Appleも「MacBook」の価格を引き下げるのではないかと指摘されています。

さらに、Appleも「Silverthorne」の開発コードで知られてきたこの「Atom」を新たなモバイルデバイスに採用するのではないかと噂されています。

一時期噂になったサブノートは結局「MacBook Air」へと姿を変え、本当の意味でのサブノートやウルトラモバイルの席は空のままですが、一部のアナリストは、ミニタブレットかNewton風の新たなマルチタッチデバイスが発表されるのではないかと主張しています。
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初代Eee PC開発秘話

ASUSTeKが初代Eee PCを発表してから1年以上経つこともあり、そのラインナップは液晶サイズだけでも7型、8.9型、10型の3ラインナップがある(10型は日本未発表)。「Eee」ブランドはすでに1つの独立したブランドとなっており、直近では「Eee Box」というネットトップ製品も発表された。

 この連載では、各社の特定のモデルについて話を聞いてきたが、今回はEee PC全体の生い立ち、目的、そして今後の展開などについて紹介する。インタビューには同社ジェネラルマネージャを務めるS.Y. Shian氏が応じてくれた。

最初Eee PCの話をAMDに持ちかけたASUSTeK【PC Watch】
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エイサー:9月のノートPC出荷量、380万台を予測

パソコン・関連器械メーカー、台湾エイサー(Acer)は、「同社の9月ノートパソコン出荷量は380万台、10月、11月の出荷量は更に増加する」と予測した。

 特に、ネットブック「Aspire One」の販売量増加が顕著で、エイサーのノートPC出荷量の増加を牽引している。
 9月、同社ネットブック「Aspire One」の出荷量は100万台以上に及ぶ見込みだ。

 また、日本のコンピューター業界紙、BCNによると、8月23日に日本で発売を開始して以来、「Aspire One」ノートPCの売れ行きは好調とのこと。

 エイサー代表取締役の王振堂氏は、「石油価格の高騰、インフレなどは同社業績に影響しない。9月、同社売上は再び最高記録を更新するだろう」と予測した。
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